出会い系には「年齢確認」を求められるサービスがあり、年齢確認には身分証を利用するので気が引ける…という人も多いかもしれません。
しかし出会い系での年齢確認は、「アプリ選びとして」本当に異性と出会えるのか影響する大切なポイントなんです。
出会い系を運営するには、公的な許可を受ける必要があり『年齢確認』が必須となります。
とはいえ運営会社に個人情報を提出することに抵抗を感じるかもしれませんが、それらを済ませなければ会員になっても本格的に利用できません。
年齢確認の必要性は「未成年保護のため」であり、意図せず未成年との出会いを防ぐためです。
この記事では出会い系アプリにおける『本人確認』『年齢確認』の必要性や注意点を紹介します。
年齢認証は確実にしなければなりません。この記事を読めば、出会い系における年齢確認の必要性が分かるはずです。
出会い系アプリの「本人確認」や「年齢確認」について
出会いアプリから求められる『本人確認』や『年齢確認』は、会員の義務なので拒否するとサービスの本格利用ができません。
まずはそんな『年齢確認』『年齢確認』について詳しく説明していきます。
「年齢認証」と「本人確認」の違いを知ろう
「年齢認証」と「本人確認」では求められる内容が違います。
- 年齢確認…年齢を確認すること。
- 本人確認…本人であることに間違いがないことを確認する
年齢認証
年齢認証は、身分証を利用して18歳以上であるかを確認します。その場合、身分証の住所や顔写真を隠した状態で提出しても問題なく「生年月日」の確認だけをします。(Wikipedia)
本人確認
また本人確認は、生年月日だけでなく住所や氏名のが分かるものを使って、何処の誰であるかを確認します。(Wikipedia)
出会い系に必要なのは「年齢認証」だけ
出会い系が順守するべき法律(出会い系サイト規制法※消費者庁)で義務付けられているのは、年齢確認のみです。
- 出会い系アプリ…年齢確認
- マッチングアプリ…本人確認
出会い系は年齢確認のみを求められますが、マッチングアプリになると「本人確認」まで求められます。
本人確認に比べ年齢確認は確認内容がシンプルで、顔写真や住所の部分を隠して生年月日の部分を報告することで完了します。
出会い系アプリに課せられる法律について
正式に出会い系アプリを運営するためには、運営会社は警視庁に対して『インターネット異性紹介事業届出』を行い、許可を得る必要があります。
これは『出会い系サイト規制法施行規則』によって定められており、公的許可を得たサービスであればサイト内に認定番号が明記されています。
そして、この出会い系サイト規制法施行規則には「満18歳に満たない者の利用を禁止すること」が明記されており、その方法として身分証明書などによる『年齢確認』が義務付けられています。
なお、出会い系サイト規制法施行規則に記載されているわけではありませんが、倫理的側面から、ほとんどの出会い系アプリがたとえ18歳以上であっても高校生の利用を認めていません。
これらの基準は18歳未満の男女を「守られるべき立場」と考え、主に性的被害に遭わないように配慮して作られたもの。と同時に、出会い系アプリの会員が誤って淫行に及ぶことがないようにするためでもあります。
年齢確認をする方法
18歳以上かどうかを確認するために、出会い系アプリは登録者に対して年齢確認や本人確認を義務付けています。
確認の方法は「身分証の提出」と「クレジットカードでの決済」の2つがあります。
身分証を使う方法
「生年月日」「書面の名称」「書面の発行者名」の3点が確認できる写真を撮影し、会員登録後に専用フォームより画像を送信します。
年齢確認に使える主な身分証・書類
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 住民基本台帳
- 年金手帳
- 共済組合員証
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
※運転免許証が良く使われますが、持っていなければ健康保険証を利用すると良いでしょう。それ以外ですと使える身分証がアプリによって異なるので、登録予定のアプリ内で確認してください。
クレジットカードを使う方法
一部の出会い系アプリでは本人名義のクレジットカードによる課金も年齢確認として有効とみなされます。身分証の提出に抵抗を感じる方は、「クレイジットカードで一度支払う」方法をお勧めします。
クレジットカードは18歳未満では作ることができないので、本人名義のカードでの支払いにて18歳以上と判断されます。
クレジットカードによる確認は専用ページより「カード番号」「有効期限」「カード名義」をご入力いただき、「100円」もしくは任意のポイントを購入・決済していただくことで年齢確認の手続きが完了します。
ハッピーメール:年齢確認の方法
●クレジットカードの申し込みは満18歳以上(高校生を除く)から
三井住友カード:カードが作れる年齢は何歳から?
多くのカード会社では、クレジットカードの申し込みについて、「高校生を除く満18歳以上」と定めています。基本的に満18歳以上であれば、クレジットカードを持つための条件をクリアしていることになり、申し込むことができます。
高校生あるいは18歳未満の人は、支払い能力が十分でないと判断され、クレジットカードを作ることはできません。これは、社会的な責任を負うことができる年齢の目安として、「18歳以上」という区切りが広く認知されているためだと考えられます。
本人確認&年齢確認のあるアプリは出会える証拠
年齢確認のある出会い系は、運営がしっかりしている証拠です。
実のところ、出会い系アプリのなかには、本人確認や年齢確認をしなくても利用できるものがあります。
「個人情報を渡したくない」と感じている人にとっては魅力的でしょうが、利用はおすすめできません。というのも、本人確認や年齢確認を行っていないということは公的許可を受けていないモグリのアプリだから。
モグリである以上管理なんてされておらず、違法なこともやり放題。サクラを使っている可能性が極めて高く、本物の女性会員はほぼ居ません。また、うかつに連絡先を教えてしまうと、その情報は名簿業者に売却されることも。
メリットよりもリスクの方が高いので、気を付けてください。
真面目に運営しているサービスほど法律を順守しているので、アプリ選びの目安にもりますよ。
怪しいアプリを使っても出会えないし、トラブルに巻き込まれることもあります。
【利用時の注意点】年齢確認・本人確認を信用しすぎてはダメ
年齢確認・本人確認をしたからといって安心しすぎてはダメです。
年齢確認や本人確認は登録者の身元を確認するためのもの。しかしながら、それでも会員の中に怪しい人はいます。
実際、出会い系アプリでのトラブルは起こりえます。
以下でその主なものをご紹介するので、出会い系アプリを利用する際の参考にしてください。
業者
出会い系アプリには様々な業者が女性会員に扮して紛れ込んでいます。
- 闇営業のデリヘル業者
- 個人情報の取得を目的とした名簿業者
- 商品・サービスの販売・勧誘を目的とした業者etc…
これらの業者に共通するのは、モデルのような容姿の女の子が積極的に好意を示してくるという点。
女性側からいきなりメッセージを送ってくることもあります。
「写真をみて好みのタイプだと思ったので~」「彼氏と別れたのでセフレがほしくて~」等々、メッセージの内容はどうみても脈あり。
しかし、好意的なメッセージにつられた男性がデートのアポを取ろうと本性を現してきます。
いくらやり取りしても良い出会いにつながることはないので、怪しいと感じたらすぐにやり取りを打ち切りましょう。
詐欺師
業者以上に巧妙で厄介なのが詐欺師です。
詐欺の手口は様々ですが、最近の主流は仮想通貨を使ったロマンス詐欺。
お金がありそうな中高年男性をターゲットに、1~2週間ほどやり取りが行われます。
その後、男性側がすっかり惚れたところで投資の話がスタート。
「絶対に儲かる」「二人の将来のために」などが謳い文句で、男性側がお金を振り込むと逃亡します。
こうした詐欺師のアカウントは、以前は片言の日本語しか喋れない外国人女性ばかりでした。
しかし、2022年の4月頃から普通に日本語を話す日本人アカウントが使われるようになり、見分け方の難易度が上昇。
したがって、『交際する(セックスする関係になる)前からお金の話が出るかどうか』で見分けるようにしてください。
他人の身分証を使って登録した18歳未満
他人の身分証を使って年齢確認をすりぬける18歳未満の女性もいます。
彼女たちのほとんどはパパ活による収入が目的なのですが・・・
なかには美人局といった恐喝を目的とした女性がいます。
手口はいわゆるハニートラップ。
デート中に突然強面の共犯男性が現れ、「この子、未成年だから。淫行で被害届だすよ。いやなら示談して」と脅してきます。
数万円の示談額で済むことがほとんどなのであまり報道されませんが、実際にはかなりの人が被害に遭っているのかもしれません。
そのリスクを考えると、出会い系アプリで簡単に出会える20歳前後の女性には要注意です。
【Q&A】出会い系アプリの「本人確認」と「年齢確認」よくある質問
最後に、出会い系アプリの本人確認と年齢確認でありがちな質問にQ&A方式でお答えしていきます。
Q1:求められた「年齢確認」をしなければどうなりますか?
出会い系アプリから「年齢確認」を求められても手続きをしなければ、本格サービスの利用ができません。具体的には異性とメッセージのやりとりができない状態から進めません。
年齢確認をしない状態で出来ることは、掲示板や異性のプロフィールを見ることまでです。実際に会話ができないので、まったく意味をなさないアプリになってしまうでしょう。
Q2:出会い系は年齢確認だけでいいの?
出会い系の場合「年齢確認」だけできればサービスを利用できます。それは出会い系を運営する際に定められた法律できおまっているからです。
しかしマッチングやプリになるともう少し厳格な本人確認が昼用になります。例えば「タップル誕生」といったマッチングアプリでは顔認証システムが導入されており、スマホのカメラを利用して、写真付き身分証の本人であるのかチェックしています。「タップル誕生」 本人確認強化を目的として、パナソニックの顔認証技術を導入
Q3:出会い系に個人情報を渡すのが心配です。
一昔前の出会い系アプリは個人情報をサーバー内に保管していました。
しかし、サイバー攻撃を受けて個人情報が流出する可能性があるため、現在ではほとんどの出会い系アプリが年齢確認完了後に提出された個人情報を削除しています。
したがって、個人情報が流出する可能性はほぼゼロ。
ネット関連のリスクでいえば、クレジットカード情報を登録する通販サイトや多数の写真を掲載するInstagramの方がよっぽど危険です。
Q4:年齢確認のないアプリは使わない方がいいの?
年齢認証のないアプリは詐欺アプリの目印といっても良いでしょう。
すでに紹介した通り、年齢確認のない出会い系アプリは許可を得ておらず違法なビジネスです。
許可を得ていないのは運営会社に何らかの問題があって申請できないか、最初から悪事を働くつもりであえて申請していないか。
いずれにせよ真っ当な出会い系アプリとはいえず、登録してはいけません。
【まとめ】本人確認や年齢確認があるアプリこそチャンス!
この記事では、出会い系アプリの本人確認や年齢確認についてご紹介しました。
これらの手続きが必要なのは、利用者を18歳以上に限定するため。
また、既存会員が誤って淫行を犯さないようにしたり、業者による登録を減らしたりする効果もあります。
つまり、すべてはアプリを健全に運営するためであり、本人確認や年齢確認がある出会い系アプリにこそ質の良い会員が揃っているのです。
出会い系アプリを選ぶときはこの点を念頭に置いて選ぶと良いでしょう。
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